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保育日誌No.01【2009.04.15発行】


3月□日 【尾山台ユニット 天野早絵里】


 今日は英語のマリッサ先生と一緒にイースターエッグを作りました。欧米ではイースター(復活祭)の日に、お菓子などを詰めたカラフルな卵を家のあちこちに隠してそれらを探すという行事を行うそうです。  今日のイースターエッグはゆで卵。ペインティングをして楽しみます。まずは好きなクレパスで自由にカラーリング。子どもたちはそれぞれ好きな模様を描きました。その後、食紅と水、お酢で作った色水にその卵を漬けます。子どもたちは卵をスプーンに乗せ、割れないよう、そうっと色水の入った容器に沈めていました。2〜3分で卵は美しい色に染まり、クレパスで描いた部分ははじかれ、それぞれの子どもたちの個性あふれる模様が浮かび上がりました。描く時も色水に漬ける時も卵を“gently”に扱っていた子どもたちの姿が印象的でした。マム・クラブの英語はこのように、nativeの先生と一緒に色々な事をして遊びます。



4月△日 【豪徳寺ユニット 植木有希】


 久しぶりに良いお天気の中、世田谷八幡神社にお散歩に行きました。そこには・・・冬眠からやっと目覚めたカメが!! 冬の間ずっと会えず、子ども達は、なんで?と沢山疑問を持ちました。『冬眠』って何かな?みんなで図鑑で調べました。そして寒い間はずっと、カメが冬眠から覚めるのを心待ちにしていました。この日、久しぶりにカメに会えて、みんな大喜びです。「どこで寝てたのかな?」「どうやって出て来たのかな?」子ども達の興味は尽きません。マム・クラブでは「なんで?」「どうして?」という、子ども達のこの気持ちを大切にしています。どんな小さな事にも疑問を持つのは素晴らしい事です。そして、その疑問をどうしたら解決できるかを自分で考え、解決できる力を持った子になってほしいと思い、日々保育を行っています。


4月○日 【三軒茶屋ユニット 江島あかね】


 午前中、公園へ行くと桜が満開!子ども達も目をキラキラさせてお花拾い。土のついていないきれいな花びらを選んで集めていました。皆、楽しそうです。午後は、拾った桜でカード作りをしました。クレパスや筆を用意して絵の具を溶いていると、子ども達が集まって来ました。まずはクレパスでそれぞれに好きな絵を描いて桃色の絵の具をスポンジでポンポンと色を付けます。次にのりつけ。皆、先生の話を良く聞いて人差し指を上手に使っていました。その上から桜の花びらをパラパラと乗せて完成!残った絵の具でもう1枚。今度は筆を使って絵の具を塗りました。その上から白い絵の具を指につけ、ポンポンと花びらを描きました。まだ筆を上手に使えない子も指やスポンジを使う事で楽しく製作に参加していました。今日はリトミックでもテーマは『春』でした。色々な方法で春を感じられた1日になりました。1日の保育の中で遊びをこのように発展させていく事が大切だと考えています。楽しく皆と遊んでいるうちに思考力、集中力、社会性等が身に付いてきます。

保育日誌No.02【2009.05.15発行】


4月○日【豪徳寺ユニット 植木有希】


 アコーディオンデュオ、momo椿によるコンサートを聴きました。始まる前は何が始まるのかな?と、ザワザワしていましたが、演奏が始まると、みんな真剣そのもの!アコーディオン独特の音色や、身体に伝わる空気の振動と、サロンコンサートのような演奏者との距離の近さに圧倒され、食い入るように見つめ聴き入っていました。途中、音に合わせて歩いたり、身体を動かしたり、実際にアコーディオンに触れてみたりもしました。風を送ると音が出るという仕組みや、鍵盤だけでなく、小さなボタンを押すだけでも音が出るということには新しい発見!みんな興味津々、積極的にアコーディオンのあちこちを触っていました。
 午後は、公園で大きな固定遊具で遊びました。とてもすてきな音楽に触れ、たくさん身体を動かし、頭や身体をフルに使った一日でした。



4月△日【三軒茶屋ユニット 江島あかね】


 本日の脳力すくすく教室のテーマは「混色」。赤・青・黄の絵の具を透明の容器に入れて、2色ずつ混ぜ合わせていきます。4月中、赤・青・黄の3つの色について学んでいた子どもたちは、ワクワクしながら見つめています。赤+黄=橙。青+黄=緑。色が変わるたびに、歓声をあげ夢中になっていきます。…そして、最後に全ての色を混ぜると!「わぁ、茶色!?」と、みんな目をキラキラさせて大きな声で言っていました。今では、絵の具や色鉛筆等、12色セット以上が多く存在しますが、それらの色のほとんどが、赤・青・黄の3つの色で作れるということを知っている子どもが少なくなってきています。マム・クラブの子どもたちは、遊びを通して3つの色で沢山の色を生み出せる事を学びました。小さい時にたくさんの色に触れる事はとても大切です。より多くの色に触れる事で、色彩感覚と色に対するセンスが発達していきます。



4月□日【尾山台ユニット 天野早絵里】


 今日はみんなが、ワクワク楽しみにしていた、「苺ジャム作り」の日。塩水で苺をキレイに洗った後、ヘタを取ります。子どもたちは、緑のヘタと赤い実をきちんと分け、お皿に移してくれました。お砂糖と苺を耐熱容器に入れ電子レンジへ。火を使わないので、小さい子でも安全です。1回目の加熱後容器の中には「あれ?赤いお水がいっぱい!」と、水を入れてないのに水分が出ている事に、子どもは不思議に思っているようでした。アクを取り、レモン汁を加え、2回目の加熱。この間にパンにバターを塗ります。バターナイフを使って塗って行くのですが、子どもたちにとって、このような身近な道具を扱う事も、手先の訓練となり、運動能力を高め、脳への刺激になる大切な機会です。
 さあ、いよいよジャムが完成!見た目にも美しいジャムは、できたて無添加で美味しい〜♪みんな、あっという間にたいらげてしまいました。子どもたちの大事な食育の一環として、マム・クラブではおやつやご飯を手作りする機会を設けています。



5月△日【三軒茶屋ユニット 代表 諸川雅子】


 入園から1ヶ月、道を歩いていたら、H君のお父様にお会いしました。「先生、親バカなんですが、Hが絵を描いても、お遊戯をしても、上手なんですよ。お友だちともちゃんと遊べるし、幼稚園の先生に褒められました。マム・クラブのおかげです!ありがとうございました。」と、嬉しそうに話かけられました。『お父様、マム・クラブの保育の効果は、もっともっと大きくなってから、さらに効果が出ますよ…♪』と思いながら、私も嬉しくなりました。

保育日誌No.03【2009.06.27発行】


6月○日【 三軒茶屋ユニット 江島あかね】


 5月下旬、散歩の途中で燕の巣を発見しました。その日から前を通ると観察をするのが日課となりました。下からなので、卵はみえませんが、親鳥が近くを飛びまわり巣を守っている様子。 6月に入ったある日、4羽のかわいいひながピーピーと鳴いていました。しかし、親鳥は見あたりません。みんなで探していると親鳥が戻ってきて、えさをあげ始めました。すぐに、また飛び立ってしまいましたが、子ども達は、また戻ってくるのを楽しみに待っていました。



6月×日【尾山台ユニット 天野早絵里】


 5月の鮮やかな新緑のなか、全ユニット合同のイベント「英語でリトミック」を行いました。マム・クラブの英語レッスンのこだわりは、講師がnativeであること。乳幼児の時期から本物の英語に触れることで、正しい発音が自然と体の中に染み込み、外国人と英語を使って遊んだり、生活体験をしたりすることによって、コミュニケーション力が高まります。今回は、世田谷公園で、ジェイソン先生、ワンボ先生と一緒に、英語の歌で遊びました。”London bridge”では電車になって走り回り、つかまるときゃあきゃあ言って大喜び。レッスンでお馴染みの曲ばかりなので、みんな元気に踊っていました。午後はミニSLに乗ったり、木登りをしたりと、自然の中で思い切り遊んだ一日でした。マム・クラブでは、たくさんの子ども達が参加できる、全ユニット合同ならではのイベントを毎月企画しています。



6月△日【豪徳寺ユニット 植木有希】


 豪徳寺ユニットではカタツムリを飼育しています。都会ではなかなか見られないカタツムリ。本物を見せてあげたい!!と探してきたものです。もちろん、子ども達は大喜び!“何を食べるのかな?”“どうやって暮らしているのかな?”気になったことは皆で図鑑で調べます。きゅうりを餌にすると・・・“緑色のウンチだ。”にんじんを食べると・・・“赤いウンチだ。”きゅうりの皮はかたいから食べないね。にんじんはあまり食べないね、かたいからかな・・・?カタツムリを通して色々なことを考え学ぶ子ども達です。生き物にあまり興味のなかった子も他の子に刺激されすっかりとりこになっています。“ごはんあげたい。”“おうちのお掃除しようよ。”と積極的な子ども達の声が聞こえてきます。“今度のじゃがいも堀りでも虫さんいるかな?”皆、今から楽しみにしています。



6月☆日【三軒茶屋ユニット 代表 諸川雅子】


 科学嫌いの子が増えているといわれています。幼いこどもにとって、一番大切なことは、心の底から驚いたり、感動したり夢中になったりすることだと思います。その気持ちがあれば、興味をもったものをもっとよく見ようと思ったり、おもしろいを遊びを工夫しようとしたりします。それが「科学的に考える」ことの始まりではないでしょうか。

保育日誌No.04【2009.07.30発行】


7月□日【尾山台ユニット 天野早絵里】


   「じゃがいも掘り」♪うんとこしょ どっこいしょ♪前日から子ども達は歌を習い、おいしいお芋の食べ方など、話し合い盛り上がっていました。お母様方にも、パパ靴下、袋などへの記名等、準備をして頂きました。当日お天気にも恵まれ、他のユニットのたくさんのお友達、先生方と一緒にバスに乗ったり、手遊びをしたりしましたね。いよいよ本番です。「もぐらさんになりますよー。」と素手でやわらかい土の中を掘ったり、茎ごと引っ張ったり、おおきなお芋、小さなお芋が出てくる度に大騒ぎです。かくれんぼをしているお芋さんも一生懸命探しました。みんな汗びっしょりの笑顔です。帰りのバスの中では、夢の中のお友達もいました。もぐらさんになった夢でもみてるのかしら…。



7月△日【豪徳寺ユニット 植木有希】


 マム・クラブのお友達は、お散歩をして蝶々が飛んでいると、ちょうちょの歌を歌いだしたり、先生がピアノを弾くと歌いながら身を左右に揺らしたり、手拍子をしたり、即時反応力がすごくよく身についていると思います。即時反応力は生きていく中でとても大切な力であり、これが備わっているか否かは何をするにもとても大きな差が生じると思います。これが自然に身についているのはいつもリトミックを繰り返し行っている賜物だと感じています。
 リトミックはお遊戯とは違い、みんなで決められた同じ動きをするのではなく、自己表現をする場であり、それぞれが感じた様に、身体を使って自由に表現します。先生の言っている事やピアノの音に耳を澄ませて集中し、自分が感じたように表現する楽しい音楽遊びです。自分で表現するという事も生きていく中でとても大切な事だと思います。マム・クラブのリトミックは四季折々の音楽を取り入れながら、色々なものになり身体全体を使って表現をします。リトミックのレッスンの前、子どもたちは今日は何をやるんだろうと目を輝かせて、お教室の始まるのを待っています。



7月○日【三軒茶屋ユニット 江島あかね】


 7月に入り、4月・5月・6月のまとめの作品を作ることになりました。三茶の脳力すくすく教室はこれまで学んだテーマ、色・大きい小さい形・○□△・平面構成を基にしてお友達と一緒に大きな画面に「町」を作ります。2週間に渡り取り組む大作です!今日は先ず、真っ白な画面に空を描きます。「描く」といってもクレパスや筆は使わず、自分たちの手足を自由にのびのび使って青空を塗り広げていきます。手足に絵の具の感触を楽しみながら塗り広げる子。恐る恐る絵の具に手や足をつけてみる子。圧倒されてお友達の様子を眺める子。普段は汚れが気になって出来ないことも、今日は先生も一緒になってワイワイペタペタ。画面に青空が広がった後は、手の平に白い絵の具をつけ、今度は青空にスタンピング。ペタペタペタ。白い雲がぷかぷかと空いっぱいに浮かびました。いよいよ来週はこの画面の上に平面構成の手法を使って町並を作っていきます。4月からはじめた子ども達も、クレパスの使い方、筆の扱い方にも慣れて、色の名前もしっかり覚えました。色々な色・形を使っての町並作り。出来上がりが楽しみです。サマー・コンサートの作品展に出展するそうなので、ぜひ見にきてください。

保育日誌No.05【2009.08.31発行】


8月○日【尾山台ユニット 天野早絵里】


 夏真っ盛りのお天気の日、よこはま動物園ズーラシアへ遠足に行きました。マム・クラブで毎年行われている、幼稚園児以上を対象とした“サマースクール”期間中ということもあり、たくさんの子ども達が参加してくれました。何日も前からみんな楽しみにしていて、大型バスで移動中も「どんな動物に会えるんだろう」と期待に胸ふくらませている様子。いよいよズーラシアに着いて、まず最初に会えたのが、みんなの大好きなゾウ!大きなその姿やその芸達者な様子にみんな大喜びでした。その他にも、ライオンやカンガルー、様々なサルの仲間、かわいいアライグマ、珍しいオカピが糞をする姿など、たくさんの動物の生態を見ることができました。多くの動物に会うため、子ども達にとっては長い道程を歩きましたが、誰一人不満を口にすることなくしっかり歩く姿が印象的でした。昼食後はさらに元気いっぱい。アスレチックで思い切り遊びました。楽しい思い出とがんばって歩いた自信とが、子ども達をまたひと回り成長させた、素敵な夏でしたね。



8月○日【 豪徳寺ユニット 植木有希】


―英語でカレー作りー  みんなでカレー作りをしました。英語のお教室なので all English です。 “What’s this?” “Carrot.” “Onion.” “Potato.”マム・クラブでは、実際に体験し、経験する事が大切だと考えています。クッキングもそのうちのひとつ。毎月欠かさず何らかのクッキングを行っていますが、今日は英語でのクッキングなので、いつも以上に興味津々の子ども達。“Peel it.” と言いながら皮をむいたり、“Cut. Cut.”と言いながら野菜を包丁で切ったり・・・。もちろん怪我のないように先生もしっかり補助しますが、子ども達は回を重ねるごとに包丁などの使い方も、とても上手になっていきます。どう使う道具か、どう使ったら危なくないか、教えてもらいながら経験し、自分で考えることが大切です。お肉と野菜を炒めてお水を加え、ルーを入れて・・・グツグツ煮ると、いいにおい!!自分たちで一生懸命作ったカレーは格別の味です。みんな何回も何回もおかわりをして、たーくさん食べました。おいしかったね!!!



8月□日【三軒茶屋ユニット 代表 諸川雅子】


 7月21日から8月21日までの一ヶ月間にわたるサマープレスクールも無事に終了しました。インディアンテント「ティピー作り」、プール遠足、ズーラシア遠足、絵本作り等楽しめたでしょうか?子ども達にはできないと決めつけないで、できるだけ挑戦させてみました。そのなかで、どうしたらよいか、どのようにしたらできるのか、まわりを見ながら考え、子どもなりにやってみていました。絵本ができあがった時、ズーラシアで長い距離を歩いた時等の満足した子ども達の笑顔に感激です。この達成感が次の課題への挑戦する気持ちや意欲につながるのだと思いす。